BYK-DYNWET 800 はアルコールアルコキシレートで、動的表面張力の低減性能に優れているため、基材の濡れも向上します。その次にお勧めなのは、BYK-3400 です。
BYK-346 および BYK-333 はシリコン界面活性剤であり、水性インクの基材の濡れと、さまざまな基材上の重ね刷りワニスを改善します。シリコンフリーのお勧めは、BYK-381 および BYK-DYNWET 800 です。
UV インクの基材の濡れを改善するには、以下の製品の使用をお勧めします。シリコン含有:BYK-377, BYK-UV 3510シリコンフリー:BYK-381(添加量多め)
BYK-016 はシリコンフリーで、食品包装用途で使用される印刷インク用に特別に開発されました。
DISPERBYK-108 または DISPERBYK-192 を使用すれば、アルミニウム顔料の濡れを改善できます。
水系用樹脂無し顔料分散体には DISPERBYK-190 を、樹脂を含む場合には DISPERBYK-193 をお勧めします。
高光沢 OPV には AQUACER 530 を、半光沢~つや消し OPV には AQUAMAT 272 をお勧めします。
溶剤系インクの場合、弊社がまずお勧めするのは、RHEOBYK-D 410 です。極性によっては、異なる添加剤をテストする必要がある場合があります。添加量は、ほとんどの系で約 0.1~0.2%です。水系の場合、弊社の最初の推奨は RHEOBYK-D 420 です。添加量は、同様のレベルで約 0.1~0.2%です。