たとえば C-8000 シリーズの結合剤には、高効率風力タービンの開発促進に役立つ、次のような多くの利点があります。
BYK の先端複合材料チームが提供する製品、サービスは次のとおりです。
プラズママトリックスにおける高性能繊維の湿潤性を向上させる湿潤分散剤
風力エネルギー 海上建設 スポーツ/レジャー 自動車 航空および航空宇宙
熱可塑性プラスチック複合材用カップリング剤
SCONA 改質剤
熱硬化性樹脂複合材用カップリング剤
BYK-C シリーズ
レオロジー添加剤
チキソ性付与剤、固体チキソトロープ剤
ガラス繊維サイジング用添加剤
AQUACER エマルション
あらゆる種類の炭素繊維に使用可
柔軟性と横引張強度を最大 70% 向上
混ぜ込みやすい液体添加剤
BYK-C 8013 は、炭素繊維で強化されたラジカル硬化系の機械的強度を高めるための無溶剤型ポリマーカップリング剤であり、世界初の炭素繊維用カップリング剤です。
炭素繊維を用いた複合材料部品に加工される、ビニルエステルや不飽和ポリエステル樹脂で使用されます。交差繊維の強度が大幅に向上するため、設計の自由度が大きく上がります。
BYK-C 8013 によって繊維マトリックス結合が改良されるため、横引張強度と曲げ強度が向上します。この添加剤の化学構造により、繊維と樹脂マトリックスに同時に接着させることが可能になっています。この独自の特性によって、部品設計の可能性が拡がり、非常に耐久性の優れた部品を製造できるようになります。特に SMC/BMC、引抜、プリプレグ、RTM などの熱硬化プロセスでは、BYK-C 8013 を使用することで強度が最大 70% 向上します。
この反応性添加剤は、繊維生産中のサイズまたは加工直前の樹脂に混ぜ込むことができます。その後のいわゆる「二次サイジング」では、BYK-C 8013 をスプレープロセスなどで繊維に塗布できます。この際、一次サイジングを事前に除去する必要はありません。
熱可塑性プラスチックまたはデュロプラスチックベースの最新の複合材料の可能性をすべて引き出すために特殊な添加剤を使用すると、大きなメリットが得られます。このような添加剤は、部品製造用の出発原料にも使用されます。たとえばサイジングの際に添加剤を混ぜ込むと、さまざまなマトリックス系に対する繊維の加工や結合を改善できます。添加剤を樹脂に直接使用すると、多くの特性を改質できます。最終配合物での加工特性を大幅に改善したり、プロセスによっては新たな加工特性を生み出したりすることができます。添加剤を使用すると、最終部品の特性や表面を向上させることができます。
BYK は複合材料の分野で豊富な経験を持つ、世界トップクラスのプラスチック添加剤サプライヤーの 1 つであり、お客様と連携して最適な技術ソリューションを開発するパートナーです。