Wesel, 2023年3月20日 –長年にわたり、BYKは新しい添加剤の開発において、持続可能性を重要視してきました。製品の優れた特性や効果に加え、環境への影響、化学的な基盤やエネルギー消費に関する事柄も中心的な課題にしています。BYKは、European Coatings Show 2023で、新たにこれらの要件を満たすCERAFLOUR製品ラインから3つの添加剤を紹介します。
CERAFLOUR 1003およびCERAFLOUR 1004登場 - ワックスのような特性を持つ2種類のコーンスターチベースのポリマー - BYKは、サステイナブル添加剤のラインナップをさらに充実させました。どちらの添加剤も、高い透明性を維持しながら良好なツヤ消しを実現することができます。
CERAFLOUR 1003は、表面にわずかなテクスチャーを与え、また異なった角度から見ても同様のツヤ消し効果を得られるので、木工および家具用塗料や建築用塗料に特にお薦めします。
一方、CERAFLOUR 1004は、粒子が細かく、高い透明性と滑らかで柔らかく、絹のような表面感触に加え、わずかにツヤ消し効果をもたらします。木工および家具用塗料、コイルコーティング、建築用塗料に最適です。
2023年3月28日から30日までドイツ・ニュルンベルクで開催されるEuropean Coatings Show のホール3AのBYKブースでは、さらに別の新しいバイオベースの添加剤が登場します。CERAFLOUR 1010です。
CERAFLOUR 1010は、ナタネをベースにした微粉末ワックスで、抜群のツヤ消し効果に加え、非常に優れた機械的耐久性を有しています。このため、自然な風合いの配合などの最新の木材塗装や一般工業用塗料、建築用塗料用に最適です。
これらの新製品の詳細は、byk.com/ecsをご覧ください。
Press Releases | 2023年3月20日
BYKは、スペシャリティケミカルの分野で世界をリードするサプライヤーのひとつです。当社の革新的な添加剤と的確な技術サービスは、製品性能や製造工程を最適化します。BYK添加剤は、少量添加で、耐擦り傷性、表面光沢、機械的強度、流動性、材料特性(例えばUV-と光安定性または難燃性)を向上させ課題解決に優れた効果を発揮します。BYK測定機器は、色、光沢、外観や物性の品質を効果的に評価することができ、品質管理の重要な役割を担っています。
塗料、インキ、プラスチックは、BYK製品の主な適用分野です。その他、接着剤・シーラント、洗浄剤、床コーティング、潤滑油分野、さらに、建設化学や石油ガス、鋳造などの用途にも効果的にお使いいただいています。
BYKは、グローバルに活動拠点を持ち、その生産拠点は、ドイツ(Wesel、Kempen、Moosburg、Schkopau、Geretsried)、オランダ(Deventer、Denekamp、Nijverdal)、英国(Widnes)、米国(Wallingford、Chester、Gonzales、Louisville、Earth City、Pompano Beach)、中国(Shanghai、Tongling)にあります。
BYKは、ALTANAグループのメンバーで、全世界に2,500名を超える従業員を擁しています。