Wesel, 2024年12月17日 –世界的なスペシャリティケミカル企業であるBYKは、Dr. Michael Schmidtを新CTO(最高技術責任者)兼グローバル研究開発責任者に任命したことを発表しました。Dr. Michael Schmidtは、アジアでの豊富な国際経験と、研究開発、製造、エンジニアリング、および様々な商業機能における幅広い経験を持ち合わせています。
Dr. Michael Schmidtは、高分子化学のPhD取得後、2001年にバイエルAGに入社し、キャリアをスタートさせました。2021年には、中国・上海の東華大学で顧問教授に選任されました。ドイツおよび海外でさまざまな管理職を務めた後、2023年にCovestroの熱可塑性ポリウレタン事業部門のグローバル・イノベーション責任者に任命されました。
BYKの事業部門社長であるDr. Jörg Hinnerwischは次のように述べています。「Dr. Michael Schmidtを当社の経営陣に迎えることができ、大変嬉しく思います。彼の国際的な経験とグローバル市場に対する深い理解、革新的な研究と持続可能な開発、デジタル化への取り組みは、この重要なポジションに理想的な人物です。彼が当社のイノベーション戦略を推進し、市場での地位をさらに強化する上で重要な役割を果たしてくれると確信しています。」
新たな役割において、Dr. Michael Schmidtは、BYKのすべての事業部門および外部イノベーションエコネットワークと緊密に連携し、差別化と付加価値をもたらす添加剤ソリューションの開発を主導するグローバルな研究開発活動を指揮します。特に、持続可能な製品およびプロセスイノベーション、研究開発におけるデジタル変革、規制要件を革新的な製品に変換することに重点的に取組んでいきます。
「私はこの新しい役割と、ドイツおよび海外の素晴らしいチームと働くことを非常に楽しみにしています」とDr.Michael Schmidtは述べています。「私たちは力を合わせてBYKのグローバルな革新力をさらに強化し、将来の課題に対する先見性のあるソリューションを開発していきます。」
BYKは、Dr. Michael Schmidtの就任により、将来への明確な方針を示し、革新性、国際性、持続可能な開発への取り組みを強調しています。
Press Releases | 2024年12月17日
BYKは、スペシャリティケミカルの分野で世界をリードするサプライヤーのひとつです。当社の革新的な添加剤と的確な技術サービスは、製品性能や製造工程を最適化します。BYK添加剤は、少量添加で、耐擦り傷性、表面光沢、機械的強度、流動性、材料特性(例えばUV-と光安定性または難燃性)を向上させ課題解決に優れた効果を発揮します。BYK測定機器は、色、光沢、外観や物性の品質を効果的に評価することができ、品質管理の重要な役割を担っています。
塗料、インキ、プラスチックは、BYK製品の主な適用分野です。その他、接着剤・シーラント、洗浄剤、床コーティング、潤滑油分野、さらに、建設化学や石油ガス、鋳造などの用途にも効果的にお使いいただいています。
BYKは、グローバルに活動拠点を持ち、その生産拠点は、ドイツ(Wesel、Kempen、Schkopau、Moosburg、Geretsried)、オランダ(Deventer、Denekamp、Nijverdal)、英国(Widnes)、米国(Wallingford、Chester、Columbia、Earth City、Gonzales、Louisville、Pittsford)、中国(Shanghai、Tongling)にあります。
BYKは、ALTANAグループのメンバーで、全世界に2,500名を超える従業員を擁しています。